高校生ごろに岩波文庫のフランクリン自伝を読み、強く心に惹かれた。
フランクリン(1706-1790)
→昔から自伝、日記などが好きである。他者が描いた人物像よりも、主観的でつじつまのあわない部分もあるが、より実像に近い、自分で自分を描写する自伝、日記などのほうが、へーっと素直におもしろく読めるほうである。
※たとえ著者がちょっとほら吹いていても。
それがまた人間味。
おそらく子供の頃、マンガ世界の偉人、日本の偉人など買ってもらったり図書館で読んでいたせいもある。一人の人間の生涯やその一部分を本一冊を通じて味わうみたいな感覚が好きである。
ゲームとかファミコン世代であったが友達んちでおつきあいでスーパーマリオをする位で(家にもスーマリはあった、スーマリ3はなかったが)昔からあんまりゲームは好きではない。
本やマンガが好きな小学生だった。(同じ本を何回も読み、読むのはむっちゃ遅い。)
この本は、ちょっと数年前今後の自分のキャリア、生き方で悩んだとき、行きつけの立ち読み書店、堂島アバンザのジュンク堂で出会った。
(椅子はあるが立って読むのが好き。)
※出口のない悩みだった。自分の居場所はどこにもないみたいな感覚だった。
帰る場所もない。新しい職場にもなじめない。ママ友もいない。かといって、独身の友だちとも合わないし、犬友(公園で同じ時間に散歩する団体)の輪も苦手みたいな感じ。
立ち読みしたときの印象は昔読んだフランクリン自伝をちょっと思い出すなぁと。
ちょっと気になり、買うことにした。
ジョン・トッド(1800-1873) フランクリンとは100年後のアメリカ人。
まじめな、わかりやすい言葉の教訓本(古典に多い)を読むと、まじめにコツコツすることの大切さを改めて感じる。
明日も遅刻しないように起きようとか、マイペースで人よりトロくてもきっちりやろうとか、昔の人もこう言っているし、何百年後でも毎日の生活に当てはめることのできる、しごくまっとうな生き方、知的マイペースな生き方を再認識させてくれる。
最近の私の心境はどうみてもなじんでない私が意外と長い間続いている・・・、今も昔も。
今週はお弁当を休んでいるが、おかげで今日はゆったりした水曜日の晩を過ごしている。
生涯自分のためだけにお弁当作っている回数ならまーまー上位にきてるかも(実は高校生のときから作ってる☺️コツは…自分の分しか作らない笑あまりもんを詰め込む。)
将来古本屋さんをするにしても、税理士資格があるという強みを活かしてビジネス本は関西では負けないくらいにはしたいなぁと。
うちの売りみたいなんはそこにすることにした。美術関連充実とか映画関連充実とか。
もうええとしなのに、楽観的なフロンティアスピリットがちょっとあったりする♪
イギリス人が新大陸に渡りアメリカ人になったんだった。
色々凹むこともある毎日ですが、本を読むと浮き世の憂いを忘れさせてくれる。
本ってあらためてすごい魔法のアイテム、打出の小槌だ(^o^)/
両親が本が好きでよかった。
本読みなさいとかべつに言われたことないけど、中学生のとき、父に本屋に連れていかれて、マックス・ウェーバーのプロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神(グレーの岩波文庫やったような)を読んだらいいよと買い与えられた❗全然内容わからず、ずっと本棚にあり、今も実家のどっかにありそう。
あぁ、そうだ、実家にある、どこにも売れそうにもない無造作に並べられた本の山を思い出した。
※状態も悪く売り物にもならへんわの本
誰が片付けるんかな…。
また、わたしひとりでか。
マイペースの子はマイペース。
蛙の子は蛙。
どんな人にも歴史あり。
グダグタになった書評も私らしい。
今週はそんな心境です。
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