高慢と偏見

ダーシーとエリザベスの恋愛小説。
身分で言うと、貴族で大金持ちのダーシーが高慢な性格なんだけど、高慢なダーシーが貧乏貴族の次女エリザベスに恋をして一度はふられてでも最後は両想いになるという話。

私はエリザベスもけっこう高慢やと思う。
その辺が嵐が丘とかシンデレラみたいな王子様ストーリーとの大きな違い。
ジェーン・オースティンの才能を感じる。
まず初めて会ったとき、お互いの悪口をそれぞれ友人、姉に言っている。
そんなに美人じゃないな。
お金もちで鼻持ちならない感じね。

高慢と偏見、自負と偏見  pride and prejudice

誰にでもある要素と気づかせてくれる。

恋愛のきれい、楽しい面の描写はほとんどなく、お互い相手を前にして素直になれない、こんなことを言うつもりじゃなかったのにみたいな描写が面白い。